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黄連阿膠湯 中医学処方解説
オウレンアキョウトウ
黄連阿膠湯
「黄連阿膠湯」は、漢方の古典といわれる中国の医書「 傷寒論 」に収載されている薬方です。のぼせ気味でいらいらして眠ることができない症状に用いられます。
別名 仲景黄連阿膠湯
日本漢方の効能・・・冷え症でのぼせ気味で不眠の傾向のある次の諸症:鼻血、不眠症、かさかさした皮膚のかゆみ
販売、及び製造している代表メーカー
クラシエ
黄連阿膠湯 処方構成
黄連
4.0
阿膠
3.0
黄芩
・
芍薬
各2.0
卵黄1個
黄連阿膠湯 中医学解説
【効能】
滋陰降火、安神除煩
【適応症】
黄連阿膠湯は、いらいら・胸があつ苦しい・不眠・焦燥感などの心火旺の証候に、口渇・のどの乾燥感・頭がふらつく・やせる・足腰に力がないなどの陰虚の証候を伴うものに用います。舌質は紅~深紅・舌苔は黄で少ないあるいは無苔・脈は細数。
【類方比較】
天王補心丸
:心腎陰虚、陰虚が激しい
【解説】
清熱瀉火の黄連・黄芩と、滋陰補血の白芍・阿膠・鶏子黄をくみあわせたところに特徴があります
【臨床応用】
熱病の回復期・不眠症・不安神経症などで、陰虚・心火旺を呈するものに使用します。
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