柴胡清肝湯のことなら家庭の中医学。柴胡清肝湯の処方解説は家庭の中医学が参考になります。  
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  柴胡清肝湯 サイコセイカントウ
柴胡清肝湯
 柴胡清肝湯
 

柴胡清肝湯は一貫堂・森堂伯の創方による処方にもとづいてつくられた処方です。


日本漢方の効能・・・かんの強い傾向のある子供の神経症(かんのむし)や慢性扁桃炎、湿疹、慢性的な胃腸病、貧血などに用いられます。

  柴胡清肝湯 処方構成
:栝楼根・地黄・甘草・桔梗・芍薬・川芎・当帰・薄荷葉・連翹・牛蒡子各1.25;

  柴胡清肝湯 中医学解説

【効能】 清熱解毒・袪風排膿・補血調経
【適応症】 上気道炎をくり返したり、慢性化したもの。とくに疳の強い小児で、皮膚の色が浅黒く、さわるとくすぐったがり、扁桃、頸部や顎下部リンパ腺に炎症をおこしやすい場合には多用。両腹直筋が緊張し、胸脇苦満を認めることがある
【類方比較】 荊芥連麹湯:副鼻腔、外耳、中耳、扁桃などに炎症を起こしやすく、分泌液が一層膿性な場合に用います。
【解説】

柴胡清肝湯は、清熱解毒・補血調経の温清飲に袪風清熱・解毒排膿の柴胡・薄荷・牛蒡子・桔梗・連翹・栝楼根・甘草を加えたものです。

【治療の現場から】

血虚の熱毒による慢性化した化膿性疾患に用いる。また、疏肝解欝の生薬が配合されいますので肝鬱化熱にも使用できます。

【臨床応用】 アデノイド、咽頭炎、慢性扁桃炎、湿疹、小児の虚弱体質の改善、慢性胃腸病、貧血、神経症、不眠、夜泣きなど

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