【効能】 |
和解半表半裏兼解表・利水 |
【適応症】 |
胸脇苦満、尿量減少、浮腫、蛋白尿などがあるもの。食欲不振、悪心、口渇、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛、めまい、微熱などを伴うことが多く、心窩部の振水音を認めることがある |
【類方比較】 |
五苓散:口渇、尿量減少などはあるが、排尿痛、血尿などがなく、むしろ頭痛、めまいなどの症状を呈する場合に用います。
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【解説】 |
柴苓湯は、和解半表半裏の通暢少陽枢機の小柴胡湯と利水の五苓散を合わせたもので、半表半裏証や少陽枢機不利で浮腫・下痢など水湿が明らかな場合に使用します。、
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【治療の現場から】 |
★情緒の変動により体調が悪化しますのでリラックスすること
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【臨床応用】 |
水瀉性下痢、急性・慢性胃腸炎、慢性肝炎、肝硬変、慢性腎炎、ネフローゼ、浮腫など |