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エゾウコギ |
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エゾウコギ
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【基 原】 |
ウコギ科AraliaceaeのAcanthopanax gracilistylus W.W
Smithの根皮を乾燥したものを南五加皮、ガガイモ科(Asclepiadeceae)のPeriploca sepium Bungeを北五加皮という。 |
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【出典】 |
神農本草経 上品 |
【別名】 |
エゾウコギ 刺五加 五加皮
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【成分】 |
精油・ビタミンA・Bを含む |
【効能】 |
活血、駆瘀血、強壮
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【薬理作用】 |
去風湿・補肝腎・強筋骨
一種の強壮作用をもつ鎮痛剤と考えられる。薬性はおだやかである。 |
【臨床応用】 |
- 慢性関節リウマチ・筋リウマチに使用する。下半身に作用し、主として去湿する。風湿による腰痛・手足の冷痛などに、他の去風湿薬と補益薬を配合して酒に浸け、たとえば五加皮酒を使用する。五加皮酒は、鎮痛・強壮作用があり、風湿による疼痛だけでなく、脚気の下腿の知覚鈍麻と無力・腎虚・遺尿(膀胱にたまった尿を無意識にもらすこと。夜間のものを夜尿という。)などにも効果がある。
- 軽症の水腫・乏尿に使用する。
- 筋肉・骨の発育や運動能力が悪いなどの小児の発育不良に使用する。
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【性味】 |
味は辛、性は温 |
【帰経】 |
肝・腎経 |
【処方】 |
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【用量】 |
6~15g |
【使用上の注意】 |
口が苦い・口渇などの陰虚火旺の症状があるときには使用すべきでない。 |
【産地】 |
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