|
|
|
当サイトのコンテンツを複製した運営サイトおよびブログが多々ございます。
当サイトのコンテンツは、当サイトが保有しており、著作権法で保護されております。
当サイトの許可なく複製したり、内容を変更しての2次利用などはしないでください。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
コトウニク・・胡桃肉 |
|
コトウニク・・胡桃肉
|
【基 原】 |
テウチグルミJuglans regia L.、(クルミ科Juglandaceae)または同属の種子の仁を乾燥させたもの |
|
|
【出典】 |
証類本草、開宝本草 |
【別名】 |
胡桃仁(コトウニン) |
【成分】 |
リノール酸を主とする脂肪油、蛋白質、ビタミン類を含む |
【効能】 |
利尿、便通、鎮咳、滋養強壮 |
【薬理作用】 |
温肺潤腸・補気養血
利尿・通便・鎮咳・滋養強壮の作用があり、含有成分からみて高い栄養価がある。 |
【臨床応用】 |
- 腎虚の喘息・咳嗽(慢性喘息性気管支炎など)に用いる。胡桃肉を毎日1~2個ずつ1~2ヶ月間連続して食べて効果があるとしている。
- 腎陽虚による腰痛・下肢無力に、補腎葉を配合して使用する。
このほか腎結石の腰痛に、腎結石に対する方剤の中に胡桃肉を加えて使用する。古人は消堅去オするとしているが、実際は利尿と補養の作用であると考えられる。
- 老人の気虚の便秘(習慣性便秘)には、生胡桃肉4~5個を少量の蜂蜜とまぜて就寝前に服用すると効果がある。
|
【性味】 |
味は甘、性は温 |
【帰経】 |
肺・腎経 |
【処方】 |
|
【用量】 |
6~30g |
【使用上の注意】 |
- 熱証の咳・泥状便あるいは下痢には使用すべきでない。
- 習慣的に、胡桃肉は濃い茶で服用すべきでないとされている。
- 古人の経験では、補血に使用するときは皮を除き、止喘には皮付きがよいとしている。薄皮には渋味があって斂肺定喘(呼吸機能を調整して呼吸困難を軽減する。)の力がかなり強いので、皮のまま服用するのがよい。渋味を弱めるには少量の黒砂糖か大棗と一緒に服用するとよい。
|
【産地】 |
中国、日本 |
Copyright (C) 2001 sm-sun.com
All Rights Reserved. |
|