|
|
|
当サイトのコンテンツを複製した運営サイトおよびブログが多々ございます。
当サイトのコンテンツは、当サイトが保有しており、著作権法で保護されております。
当サイトの許可なく複製したり、内容を変更しての2次利用などはしないでください。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
クコシ・・枸杞子 |
|
クコシ・・枸杞子
|
【基 原】 |
クコ(枸杞)Lycium chinense Miller(ナス科Solanaceae)または同属近縁植物の成熟果実を乾燥したもの |
|
|
【出典】 |
神農本草経 上品 |
【別名】 |
枸杞(クコ)、杞子(コシ)、枸杞果(クコカ)、地骨子(ジコッシ)、甘枸杞(カンクコ)、甘杞子(カンコシ) |
【成分】 |
カロチノイド、ビタミンB1、B2、ニコチン酸、ビタミンC、β‐シトステラール(β-sitosterol)、リノール酸(linoleic acid)など |
【効能】 |
補腎益精、養肝明目、コレステロール低下作用 |
【薬理作用】 |
補肝腎・生精血・明目
滋養・強壮の作用は含有する栄養成分と関係がある。実験によると、肝細胞内の脂肪沈着を抑制し、肝細胞の新生を促進する作用がある。 |
【臨床応用】 |
肝腎を平補(陰陽にかたよらず両者を補益すること)するための常用薬である。寒性でも熱性でもないので、陰虚・陽虚のどちらに使用してもよいが、陰虚の方によく用いる。
- 肝疾患に使用する。
実験によると、肝疾患には一種の肝庇護薬として働くようである。常時服用しても一般に副作用はないが、炎症症状が強い疾患に投与すると熱象(炎症)がひどくなるので、適当に清涼薬を加える方がよい。
- 一般的な腎虚に用いる。
- 眼科に用いる。
|
【性味】 |
味は甘、性は平 |
【帰経】 |
肝・腎経 |
【処方】 |
杞菊地黄丸など |
【用量】 |
6~18g |
【使用上の注意】 |
枸杞子の補益力はトウシツリよりも強い。平補するが、内熱があるときには使用しない方がよい。 |
【産地】 |
中国、日本 |
Copyright (C) 2001 sm-sun.com
All Rights Reserved. |
|