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ロホウボウ・・露蜂房 |
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ロホウボウ・・露蜂房
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【基 原】 |
スズメバチ科(Vespidae)キホシアシナガバチPolistes mandarinus Saussureとその近縁種又はスズメバチVespa
mandarinia Smithとその近縁属種の幼虫と巣 |
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【出典】 |
神農本草経 中品 |
【別名】 |
蜂房(ホウボウ)、蜂腸(ホウチョウ) |
【成分】 |
蜜蝋、精油、樹脂 |
【効能】 |
解毒、止痛、利尿 |
【薬理作用】 |
去風解毒・散腫止痛
血液凝固促進・利尿作用がある。 |
【臨床応用】 |
- 乳腺炎・瘰癧(るいれき)・化膿症などに効果がある。急性乳腺炎で化膿していないときは、露蜂房の煎汁で洗うか温湿布すると、腫脹消退・鎮痛の効果がある。四肢・頭部の節には、粉末を豚油かワセリンでねった膏をすり込む。頸部リンパ腺結核・慢性リンパ腺炎などには、細末を塗布するか内服する。
- 皮膚掻痒に用いる。
- 止痛には、単独であるいは多剤を配合した煎液で口をすすぐ。細末を配合して煎服してもよい。
- 副鼻腔炎に、採取したばかりの露蜂房をかみ砕いて内服する。
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【性味】 |
味は甘、性は辛。有毒。 |
【帰経】 |
胃経 |
【処方】 |
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【用量】 |
外用には適量、内服には2.5~6g。 |
【使用上の注意】 |
毒性があるので過量に内服してはならない。腎機能不全やすでに自潰してしる癰には使用してはならない。 |
【産地】 |
中国、日本 |
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