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ジリュウ・・地竜 |
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ジリュウ・・地竜
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【基 原】 |
市場品名「広地竜」L‐umbricus kwangtungensisと、「土地竜」Lumbricus nativusの2種があり、前者はPheretima
asiatica
Michaelsen(フトミミズ科Megascolecidae)の腹部を開いて、体内の内容物を去り干したもの。後者「土地竜」は、カッショクツリミミズAllolobophora
caliginosa trapezoides
Ant.Druges(ツリミミズ科Lumbriciae)を草木灰中に入れ、処理してから乾燥したもの。日本産は、熱灰を用いて調製したもの |
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【出典】 |
神農本草経 下品、図経本草 |
【別名】 |
蚯蚓(キュウイン)、地竜干(ジリュウカン)、乾地竜(カンジリュウ)、地竜肉(ジリュウニク) |
【成分】 |
tyrosine誘導体のlumbrofebrin、lumboritin、terrestolumbrolysinなどのほか多種のアミノ酸を含む |
【効能】 |
解熱、気管支拡張、降圧 |
【薬理作用】 |
清熱・鎮驚・定喘
解熱作用・気管支拡張作用・降圧作用
臨床的な観察によると利尿・活絡の効果もある。 |
【臨床応用】 |
- 気管支喘息に、地竜の気管支拡張作用を利用して用いる。
- 高血圧症に、降圧作用を利用して用いる。脈が弦で持続性の高血圧に対し、降圧・症状改善の効果がある。
- 高熱・煩躁・痙攣があるときに、清熱鎮痙の効能を利用する。あまり危篤でないときには一定の効果がある。市販のかぜ薬に解熱薬の補助剤として配合されている。
- 脳卒中や打撲損傷などによる運動障害・大便や尿の排泄障害などがあるときに用いる。
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【性味】 |
味は鹹、性は寒 |
【帰経】 |
胃・脾・肝・腎経 |
【処方】 |
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【用量】 |
6~12g |
【使用上の注意】 |
- 地竜を酒につけて洗うと薬効は増強する。ただし、鎮痙作用は全蝎・ゴショウより弱い。
- 脈が虚で泥状便のとき(陽虚)には用いない。
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【産地】 |
中国、日本 |
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