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 ジャショウシ・・蛇床子

ジャショウシ・・蛇床子

  ジャショウシ・・蛇床子  
ジャショウシ・・蛇床子
【基 原】
セリ科 Umbelliferae 蛇床 Cnidium monnieri (L.) Cuss. の成熟果実を乾燥したもの。日本産(和蛇床子)はヤブジラミTorris japonica (Houtt.) A.P.DC.(セリ科)


ジャショウシ・・蛇床子
【出典】 神農本草経 上品
【別名】 蛇壮子(ジャソウシ)
【成分】 精油のpinene camphene、bornyl isovalerate、isoborneolなどを含む。クマリニ類
【効能】 消炎、駆虫、抗菌
【薬理作用】 温腎補陽・燥湿殺虫
抗真菌作用・抗ウイルス作用・駆虫作用・性ホルモン様作用・抗トリコモナス作用。
【臨床応用】
  1. 湿疹・皮膚掻痒症に用いる。乳児湿疹・慢性湿疹の急性発作・汗庖様白癬のびらん期・陰嚢湿疹・外陰部掻痒・疥癬・皮膚白癬症などで、分泌物が滲出し掻痒がある時には、蛇床子の煎液で洗う。
  2. 膣トリコモナスによる外陰部の痒みに用いる。
  3. インポテンツにも用いる。
【性味】 味は辛・苦、性は温
【帰経】 腎経
【処方】  
【用量】 外用には適量、内服には3~9g
【使用上の注意】 温性であるから、陰虚の潮熱に用いてはならない。
【産地】 中国、日本

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