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 サンザシ・・山査子

サンザシ・・山査子

  サンザシ・・山査子  
サンザシ・・山査子
【基 原】
バラ科RosaceaeのサンザシCrataegus cuneata Siebolt et ZuccariniおよびオオサンザシC. pinnatifida Bunge var. major N. E. Brownの変種の成熟した偽果を乾燥したもの。黒焼きにしたものは山査子炭という


サンザシ・・山査子
【出典】 新修本草
【別名】 山楂子(サンザシ)、山査(サンサ)、査肉(サニク)、山査肉(サンサニク)
【成分】 クエルセチン(quercetin)、消化酵素(protease、 amylase)、サポニン(saponin)、タンニン(tannin)、ビタミン(Vitamin C)などを含む
【効能】 健胃、消化、整腸、駆瘀血
【薬理作用】 消食化積・去瘀行滞
消化促進作用、抗菌作用、血管拡張・降圧作用
【臨床応用】
  1. 消化不良に使用する。とくに脂っこい食物・肉や脂肪の多い食物による消化不良に適している。胃酸欠乏症にも、乳幼児の消化不良・食欲不振にも効果がある。
  2. 下痢に使用する。
  3. 瘀血による疼痛に使用する。血管を拡張することによってうっ血を除く(去瘀)ので、月経痛・産後の下腹部痛・悪露がとまらないときなどに使用する。
  4. 出血には山査子炭を用いる。
【性味】 味は酸・甘、性は微温
【帰経】 脾・胃・肝経
【処方】  
【用量】 6~12g
【使用上の注意】 呑酸・吐酸など胃酸過多の症状があるときには用いない方がよい。胃潰瘍にも用いない方がよい。
【産地】 中国

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