|
|
|
当サイトのコンテンツを複製した運営サイトおよびブログが多々ございます。
当サイトのコンテンツは、当サイトが保有しており、著作権法で保護されております。
当サイトの許可なく複製したり、内容を変更しての2次利用などはしないでください。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
ソウカ・・草果 |
|
ソウカ・・草果
|
【基 原】 |
ソウカAmomum tsao-ko Crevost et Lemarie(ショウガ科Zingiberaceae)の成熟果を乾燥したもの |
|
|
【出典】 |
本草品彙精要(いせいよう) |
【別名】 |
草菓(ソウカ)、草果仁(ソウカニン)、草果子(ソウカシ)、豆蔲(ズク)、草豆蔲(ソウズク) |
【成分】 |
精油のpelargonic acid、cineoleを含む |
【効能】 |
芳香健胃、消化、駆風 |
【薬理作用】 |
去湿・消滞・去痰・截瘧(瘧を止めること)
芳香健胃薬である |
【臨床応用】 |
- 消化不良に対し、不消化物を排除して腹部膨満を除き(消滞除脹)、とくに肉食の消化不良に効果がある。消化吸収が悪いため上腹部がつかえて脹る・反胃(朝食べたものを夜に・夜のものを朝に嘔吐する消化不良の症状。脾胃虚寒の特徴である。)・悪心などの脾胃虚寒の症状があるときにワイ草果を用いる。
- 瘧疾(悪寒戦慄・発熱・発汗の定期的発作を特徴とする疾患。マラリア・腎盂炎など。)に使用する。古人は経験的に、“草果は常山の良き伴侶である”といっており、芳香健胃の作用によって常山の副作用である催吐を抑制する。
(附)草果と草豆蒄は同じ科・属で、作用と効能もよく似ている。そのため、習慣的に草果と草豆蒄を区別しないことがある。両者の効能は大同小異ではあるが、それぞれ特徴があって主治も違いがある。草豆蒄は健胃作用が勝れ、草果には同時に截瘧の効能もある。
|
【性味】 |
味は辛、性は温 |
【帰経】 |
脾・胃経 |
【処方】 |
|
【用量】 |
3~6g |
【使用上の注意】 |
|
【産地】 |
中国南部、タイ、ビルマ |
Copyright (C) 2001 sm-sun.com
All Rights Reserved. |
|