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①生命活動に必要な物質と機能をさす。衛は、水穀の精微から化生し、脈外を運行して汗孔の開閉を管理し、肌表への病邪の侵犯を防衛する陽熱性の物質と機能。
気は、清気と水穀の精微から化生し、血液の運行を推動して水津を布散し、毛髪を潤沢に、膚腠を温め、外邪に抵抗し、臓腑および精・血・津液を固摂し、身体各組織器官の機能活動を支える物質と機能。
営は、脈中を運行して人体を栄養する物質。
血は、脾胃によって水穀の精微から転化されたのち、脈中に入った紅色の栄養物質。
衛・気・営・血をあわせて衛気宮血という。
②葉天士が創始した温病弁証の綱領。衛気営血を用い、温熱病の経過を、浅深軽重が異なり特有の症状を呈する衛分・気分・営分・血分の4段階に分け、治療の根拠とする。これを衛気営血弁証という。
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