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①六腑の1つ。
飲食物の受納と腐熟(消化)を行う。腐熟物から化生された水穀の精微は、脾の運化機能によって五臓六腑に輸布され、全身を栄養する。『霊枢・五味』には「胃は五臓六腑の海なり、水穀は皆胃より入り、五臓六腑は皆胃より気を稟く」、『霊枢・玉版』には「人の気を受くるところは穀なり、穀の注ぐところの者は胃なり、胃は水穀血気の海なり」とある。足陽明胃経は脾に絡し、胃と脾は互いに表裏をなし、共同して飲食物の消化吸収の過程を完成させるために、脾と胃は「後天の本」と称される。また、脾胃のこの機能は「胃気」として概括されることが多い。
②推拿の部位名。拇指の近位指間関節腹面にある。
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