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陰陽の偏勝偏衰ともいう。
人体の内外・表裏・上下の各部の間および物質と機能の間には、相対的な陰陽の協調関係が常に保持されることが必要で、これによって正常な生理活動が維持されて健康に過ごすことができる。
疾病の発生とその病理変化は、各種の原因が体内の陰陽の協調関係を失わせた結果であり、病変部位・病変の趨勢・寒熱などの病性・邪正虚実の消長などは、すべて相対する陰陽両面の偏勝と偏衰の表れである。
『素問・陰陽応象大論』は「陰勝ればすなわち陽病み、陽勝ればすなわち陰病む。陽勝ればすなわち熱、陰勝ればすなわち寒」と概括している。
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