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肺が虚し長期にわたり咳嗽・呼吸困難・粘稠あるいは稀薄な痰がみられる病証。
多汗による傷津・嘔吐による傷液・消渇による多尿・汗法や下法の誤用による津液消耗などで肺陰虚を生じたり、慢性病により肺陽が消耗して生じる。
陰虚内熱では、咳嗽・白濁した粘稠痰・るい痩・口や唇の乾燥・脈が虚数ながみられる。
治法は滋陰潤肺・清熱生津。
方剤例:玄参清肺飲・麦門冬湯・清燥救肺湯など。
陽虚では、稀薄な多量の痰・口渇がない・寒がる・遺尿・舌質が淡で潤・脈がが虚で弱などがみられる。
治法は温肺益気。
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