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①冬~春季に風温の邪を感受して発生する急性の熱性疾患。
春季に発生するものが多く、冬季の場合は冬温ともいう。
初期には邪が肺衛をおかし、発熱・口渇・咽痛・悪風寒・咳嗽・頭痛などがみられる。
治法は辛涼解表。
方剤例:銀翹散。
病変が進行すると、意識障害・うわごとなどの逆伝心包や発斑などが現れる。
②『傷寒論』では、太陽病で発熱・口渇・不悪寒の病証を温病とし、これを発汗して高熱・脈浮・自汗・身体が重い・眠りたがる・いびき・しゃべりにくいなどを呈した病証を風温と呼んでいる。
温病学における風温とは異なる。
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