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解表薬と通裏あるいは清裏の薬物を併用して表裏倶実を治療する方法。
表裏倶実では、解表だけでは裏証を解消できず、治裏だけでは表邪を解消できず内陥させるおそれがあるため、表裏双解する必要がある。
表裏双解法には次の2つがある。
①表邪と裏実績滞の治療。例えば、悪寒・発熱とともに腹が脹って痛む・胸がつかえて苦しい・吐き気・便秘・脈が浮滑などがみられる。
②裏熱熾盛で表証を伴うときの治療。
例えば、高熱・顔が赤い・目の充血・身体の拘急・鼻腔の乾燥・口渇・イライラ・熟睡できない・うわごと・鼻出血・舌の乾燥・脈が洪数などで無汗を呈する。
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