|
往来寒熱ともいう。悪寒時には発熱せず、発熱時には悪寒せず、悪寒と発熱が規則的あるいは不規則に交代して出現する状況をいう。
『類証活人書』には、「往来寒熱は、陰陽相勝るなり。陽不足すれば先ず寒し後に熱し、陰不足すれば先ず熱し後に寒す」とある。
傷寒の少陽病では、口が苦い・のどの乾き・めまい・ふらつき・胸脇部の脹満・脈が弦などを伴い、半表半裏証とも呼ばれ、小柴胡湯などで和解する。
雑病の気欝化火によるときは、嘔吐・呑酸・胸やけ・胸脇痛・下腹痛・頭暈・めまいなどを伴い、逍遥散などで疏肝解欝する。
|
|
Copyright (C) 2001 sm-sun.com
All Rights Reserved. |
|