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慢性虚弱の病証に適用する方剤をいう。処方には次のような配慮がある。
①薬味を多くし、薬物相互間の抑制効果を利用して、薬物単味の力価を減少させる。
②毒性のない薬物を用い、病邪を緩徐に除去して正気の損傷を避ける。
③気味が薄い薬物を用い、速効を求めない。
④甘味薬を用い、その甘緩性を利用して強烈な薬物の作用を減弱させる。
⑤丸薬にして、邪気を緩やかに攻逐する。
⑥緩和な薬物で本治して抵抗力を増進し、病変を自然に除去する。
方剤例:四君子湯。
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