疳積中医学用語解説

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疳積中医用語解説

カンシャク

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【ワ】

疳積　（カンシャク）

小児に多い病証。
疳は疳症・疳疾・疳病の略称で、脾胃の運化が失調して起こる慢性の栄養障害をいう。
積は、生冷物・甘いもの・脂っこいもの・味の濃いものなどを好んで食べるために中脘に積滞して起こる消化不良をいう。
疳積は疳症で積を伴う病証であり、「積なければ疳を成さず」「積は疳の母」といわれている。
主な症状は腹満・腹痛・嘔吐・下痢・排泄物の酸腐臭などで、慢性化するとやせる・元気がない・腹部の膨満・腹壁静脈怒張などがみられる。
治療はまず平胃散などで消積する。

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