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温病の経過における病型の1つ。
病邪が入裏化熱した段階で、発熱・不悪寒・舌苔が黄が特徴。衛分証から進行したものが多いが、伏熱内発(伏気温病)で初発から裏証を呈するものもある。
主に中焦陽明の熱盛であるが、肺・胆・脾・胃・大腸などの臓腑の熱盛も含まれ、肺の欝熱では鼻翼呼吸・呼吸促迫・咳嗽・痰が黄色などが、胃腸の熱結では口渇・水を飲みたがる・便秘または下痢が、中焦の湿熱では胸苦しい・上腹部の膨満・舌苔が黄膩などがみられる。
気分証は範囲が広く経過も長く、邪気と正気がともに盛で邪正相争の激しい段階であり、進行すると営分証・血分証に転入する。
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