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気と血は相互に依存し合いきわめて密接に関連し、一方に病変が生じると必ず他方にも病変が生じることをいう。
気は血を温煦・化生・推動・統摂するので、気虚で血を化生できないときは血虚が、温煦できないときは血滞が、推動できないと血瘀が、気陥して統摂できないと出血が生じる。
一方、血は気を濡養し載運するので、血虚で気を載運できないときは気の不足をきたし、気が血の濡養を受けられないときは燥熱が生じやすく、血脱では気がよりどころを失って脱し、ついには亡陰・亡陽を招く。
気血相互間の影響は、臨床上明らかに現れないことも多いので、注意しなければならない。
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