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臓腑・経絡の気が阻滞されて、生理機能の円滑な活動が阻害され、特有の症状がみられることをいう。
食滞・痰疾・瘀血・七情の欝結などのほか、気虚の推動無力によっても生じる。
気滞の生じた臓腑・経絡によって症状が異なる。例えば脾の気滞では摂食量の減少・腹が脹って痛むなどが、肝の気滞では胸脇痛・イライラ・怒りっぽいなどが、肺の気滞では痰が多い・呼吸促進・咳嗽などが、経絡の気滞ではその経絡の循行部の疼痛・運動障害などが現れる。
また、気は血の帥であるから、気滞が重度になると血瘀を引き起こす。
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