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虚損労傷の略称。五臓の諸虚不足によって生じる多種の病証の概括。
先天不足・後天失調・養生失調などで正気が損傷を受けて回復せず、さまざまな虚弱な症候がみられるものを、すべて虚労という。
長期の疾病で体力が衰弱したものを「虚」、長期の虚が回復しないものを「損」、虚損が時を経るものを「労」という。
虚労の症候は広範囲にわたるので、先人は五労・六極・七傷などに分類しているが、陰虚・陽虚・陰陽両虚などに相当する。
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