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頸部の慢性リンパ節腫大をいい、頸部リンパ節結核をさすことが多い。頸部に肥大したリンパ節が念珠状に累々と連なり、歴々と数えることができるので、瘰癧と呼ばれる。
肺腎陰虚で津液が煉灼されて痰となり、痰と火が交凝して生じることが多い。
肺癆に続発することもある。
初期は発赤・疼痛がなく可動性であるが、次第に癒着して有痛性となり化膿・自潰し、自潰した瘡口は治癒せず瘻孔を形成する。全身的には潮熱・盗汗・やせなど虚労の症状がみられる。
鼠瘻・鼠瘡などともいう。
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