|
①身体の上部には邪気の実、下部には正気の虚がみられる症候。
例えば、脾胃虚弱のものが寒邪を感受し、腹痛・泥状便・足が冷たいなど下虚の症候と、寒邪が肺衛を外束した悪寒・頭痛・項痛・咳嗽など上部の表実証がみられること。
②肝腎不足では、下の陰虚と上の陽亢を呈するので、通常は本証をさす。上盛下虚ともいう。腰や膝がだるく無力・遺精などの下虚と、胸脇痛・頭のふらつき・目の充血・イライラ・怒りっぽいなど上実の症候がみられる。
|
|
Copyright (C) 2001 sm-sun.com
All Rights Reserved. |
|