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煎薬法の1つ。ある薬物をさきに煎じ、あとから他薬を入れて煎じること。
石決明・牡蠣・竜骨・亀板・鼈甲・代赭石・磁石・石膏・淫羊藿・犀角などの貝殻・鉱物薬は、薬味が煎出されにくいので、打砕して10~15分間先煎する。
その他、あくの強い薬物は先に2~3回沸騰させて浮いた泡沫を除去する。
泥や土のついた薬物(糯稻根・竃心土など)は、先煎して煎汁をとり、これを用いて他薬を煎じる。毒性の強い烏頭・附子などは、約30分間あるいはそれ以上先煎して、毒性を減弱ないし除去する。
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