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①広義には、多種の外感熱病の総称。
『素問・熱論』に「いまそれ熱病は、みな傷寒の類なり」「人の寒に傷るるや、すなわち病熱をなす」とあり、『傷寒論』では多種の外感熱病を包括して傷寒と呼んでいる。
狭義には、寒邪を外感して即発する病変。
『難経・五十八難』に「傷寒に五あり、中風あり、傷寒あり、湿温あり、熱病あり、温病あり、その苦しむところおのおの同じからず」とあるうちの傷寒であり、『傷寒論・弁太陽病脈証并治』に「太陽病あるいはすでに熱を発し、あるいはいまだ熱を発せず、必ず悪寒し、体痛み嘔逆し、脈は陰陽ともに緊なるものは、名づけて傷寒となす」とある太陽表証の1病型。
②寒邪に傷害されること。
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