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  傷寒論 中医用語解説 ショウカンロン


  傷寒論 (ショウカンロン)
書名。後漢の張仲景が3世紀初めに著した『傷寒雑病論』中の傷寒病証に傑する部分。
散逸していた原書を西晋代の王叔和が収集・整理・編集して『傷寒論』とし、北宋の校正医書局が校訂した版を明代の趙開美が翻刻した『傷寒論』(いわゆる宋本)と、別に金代の成無己が手を加えた『注解傷寒論』が現在に伝わっている。
『傷寒論』は、六経弁証を綱として傷寒の各段階における弁証論治を論述し、後世の臨床医学の発展に深遠な影響を与えた。
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