|
津液の消耗をいい、一般に肺胃の津液をさすことが多い。
熱性病では熱邪の熾盛により肺・胃の津液が消耗して燥熱の症状が現れやすい。
肺津が消耗すると乾咳・無痰あるいは少痰あるいは痰に血が混じる・鼻やのどの乾燥・咽頭痛などがみられ、胃津が消耗すると口やのどの乾燥・煩躁・口渇などがみられる。
誤って発汗・瀉下したり消渇病などで津液が消耗し、一時的に小便不利・便秘などを呈することもあり『傷寒論』には「亡津液」と記されている。
|
|
Copyright (C) 2001 sm-sun.com
All Rights Reserved. |
|