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捨症従脈 中医用語解説 |
ショウヲステミャクニシタガウ |
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弁証の過程で脈と症候が一致しないときに、脈象が病機の本質を反映し症状は単に現象にすぎないと判断し、脈を根拠にして治療法を決定することをいう。慢性疾患で病状が複雑なときによく用いられる。
例えば、大量の喀血があって止血し、脈が細弱ではなくて滑数を呈するときは、脈の滑数は内熱を示し迫血妄行による再出血のおそれがあり、好転した症状は一時的な現象と考えることができるので、脈象を根拠にして瀉火寧血の治療を行う。
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