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舌苔に対する語で、舌体ともいい、舌の筋肉と脈絡組織を含める。
舌質の観察は中医診断では重要な意味をもつ。
舌面の各部は臓腑と対応し、一般に舌尖では心肺、舌辺では肝胆、舌中央部では脾胃、舌根部では腎をうかがう。
ただし、機械的に判断してはならず、舌苔・全身症状とあわせて全面的な判断を下さなければならない。
舌質の望診では、舌形・色沢・運動の状態・湿潤度などを観察し、栄枯老嫩を弁別する。舌質の変化を観察して、臓腑・気・血・陰・陽の虚実を推定することができる。
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