|
六腑の1つ。
①胆汁を貯蔵し消化を助けるが、他の腑のように水穀の伝化に直接関与しないために、「奇恒の腑」と呼ばれる。
『脈経』には「肝の余気は、胆に泄し、聚りて精をなす」とあり、胆汁は肝から受けた清汁を蔵するため、胆は「中清の腑」「中精の腑」といわれる。
②胆は肝と表裏の関係にあって疏泄を主っており、肝は「謀慮出づ」であるのに対し胆は「決断出づ」である。
胆気が虚すと、びくびくする・ため息が多い・決断ができないなどがみられる。
|
|
Copyright (C) 2001 sm-sun.com
All Rights Reserved. |
|