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 リョウキョウ・・良姜

リョウキョウ・・良姜

  リョウキョウ・・良姜  
リョウキョウ・・良姜
【基 原】
リョウキョウAlpinia officinarum Hance(ショウガ科Zingiberaceae)の根茎を乾燥したもの


リョウキョウ・・良姜
【出典】 名医別録 中品
【別名】 高良姜(コウリョウキョウ)
【成分】 シネオール(1、8‐cineol)、methyl-cinnamate、eugenol、pinene、cadineneなどの精油や辛味成分のgalangolを含む
【効能】 芳香性健胃、鎮痛
【薬理作用】 散寒止痛
循環促進・健胃・鎮痛作用
【臨床応用】
  1. 上腹部の寒痛(寒象をともなう疼痛)に用いる。胃・十二指腸潰瘍や慢性胃炎などで、よだれが多い・温めたりおさえると痛みが楽になるなどの寒象をともなう上腹部痛に用いる。
  2. 胃寒による吃逆に用いる。
【性味】 味は辛、性は熱
【帰経】 脾・胃経
【処方】 安中散(料)
【用量】 1.5~6g
【使用上の注意】 良姜は刺激性が強いので、虚弱体質のものは単独で服用しない方がよい。党参・白朮を配合して刺激性を弱めるべきである。
【産地】 中国


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