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チョウジ |
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チョウジ
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【基 原】 |
チョウジノキSyzygium aromaticum Merrill et Perry(=Eugenia caryophyllata
Thunberg)(フトモモ科Myrtaceae)の花蕾を乾燥したもの |
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【出典】 |
開宝本草、薬性論 |
【別名】 |
丁子香(チョウジコウ)、丁香(チョウコウ)、母丁香(ボチョウコウ) |
【成分】 |
オイゲノール(eugenol)類およびタンニンであるオイゲニン(eugenin)など |
【効能】 |
芳香性健胃薬、整腸駆風、強壮、鎮痛薬 |
【薬理作用】 |
温中降逆・温腎補陽 |
【臨床応用】 |
- 胃寒による吃逆に対する主要薬である、音が小さい吃逆・寒がる・元気がない・胸が苦しい・脈が遅いなどの胃陽虚の症状があるときに用いる。
- 消化不良症・急性胃腸炎で、腹痛・手足が冷える・反胃・嘔吐・下痢などの寒象があるときに使用する。
- 全身各所の白癬症に、患部に煎汁を塗布するとかゆみ・落屑が減る。
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【性味】 |
味は辛、性は温 |
【帰経】 |
肺・胃・脾・腎経 |
【処方】 |
女神散(料) |
【用量】 |
内服には1.5~5g。白癬症に外用するときは、1杯の水に丁香9gを入れて20~30分煎じて使用する。 |
【使用上の注意】 |
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【産地】 |
モルッカ諸島、ジャワ、マレーシア |
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