咽が痛くて鼻水が出る  
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  おもしろい中医学の話

中医学の考えで、おもしろい解説をしてみたいと思います

  咽が痛くて鼻水が出る
最初に咽が痛く(口渇を伴う咽痛)なってその後透明の鼻水が出る症状があります。これで治療がうまくいった方は少ないと思います。症状としては、これ以外に口渇があります。この病気になる方は限られており、もともと消化器の悪い方が殆どです 
 かかったら試してください
 
症状は、咽が痛く(口渇を伴う咽痛)てうすい鼻水がでます。
鼻水だけであったら「小青竜湯」だけで結構です。しかし、これは胃内の停水したものが三焦に溢れて風寒の鼻水と同様のうすい鼻水になっただけのことと解釈します。従って基本的には風熱感冒の治療をします。咽が痛いわけですので「銀翹散」を用います。それに鼻水が出ているというのは、本来胃にあった水液が溢れて出ていると考えますので利水剤を加えます。しかし、同じ利水剤「苓桂朮甘湯」「五苓散」では処方中の「ケイシ」という温補剤が咽痛という熱症状に対して悪影響になるので使用しません。処方は「銀翹散」と「柴胡桂枝乾姜湯」の併用をいたします。
 

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