安中散は、やせ型で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっぷ、食欲不振、はきけなどを伴う次の諸症:神経性胃炎、慢性胃炎、胃アトニーに用います。
製品名称 | 「クラシエ」漢方安中散料エキス顆粒S |
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成分 | 成人1日の服用量3包(1包1.5g)中 安中散料エキス粉末・・・900mg 〔ケイヒ3.0g、エンゴサク・ボレイ各2.25g、ウイキョウ1.125g、シュクシャ・カンゾウ各0.75g、リョウキョウ0.375gより抽出。〕 添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖を含有する。 |
効能 | 体力中等度以下で、腹部は力がなくて、胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、胃もたれ、食欲不振、はきけ、嘔吐などを伴うものの次の諸症:神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱 |
用法用量 | 次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。 成人(15才以上)・・・1回1包 15才未満7才以上・・・1回2/3包 7才未満4才以上・・・1回1/2包 4才未満2才以上・・・1回1/3包 2才未満・・・1回1/4包 |
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漢方の古典といわれる中国の医書『和剤局方[ワザイキョクホウ]』に収載されている薬方です。
製品名称 | 安中散料(煎じ薬)・ K1(薬局製剤)30日分 |
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成分 | 桂枝・延胡索・牡蛎各3.0;茴香・甘草・縮砂各2.0;良姜1.0 |
効能 | 体力中等度以下で、腹部は力がなくて、胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、胃もたれ、食欲不振、はきけ、嘔吐などを伴うものの次の諸症:神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱 |
用法用量 | 水を500ccと薬1日分(1袋)をその中に入れます。 弱い火で水が約半分になるまで煮詰めます。薬を取り出し薬液を1日2回に分けて服用します。 大人は上記の通り 14才~7才 大人の2/3 6才~4才 大人の1/2 3才~2才 大人の1/3 2才未満 大人の1/4 を1回とし1日2回服用 3カ月未満 服用しないこと |
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安中散は、漢方の古典といわれる中国の医書『和剤局方[ワザイキョクホウ]』に収載されている薬方です。
処方名 | 安中散 |
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効能 | 温中散寒・止痛・止嘔 |
解説 |
安中散:は冷えや寒冷の飲食物等で生じた腹部(特に上腹部)の痛みを中心に用います。 |
治療の現場から | 消化が悪く、心窩部膨満感、悪心、嘔吐などを訴える。 腹部軟弱で、心窩部の振水音を認めるとき。 脾、肝の張りや瘀血の張りがなく、冷え腹で臍の右横だけが硬く、臍の周囲の痛みがある冷えによく用います。 ※この目標に必ずしもこだわる必要はありません。 |
臨床応用 | 貧血症、ヒステリー、神経症、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃酸過多、胃下垂、慢性胃炎、慢性胃痛、動脈硬化、悪阻、婦人月経痛 |