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生薬情報

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生薬煎じ方

煎じ方
「容器はどびんが一番です。なければアルマイトでも結構ですが、鉄瓶はだめです。1日分の薬草を入れて50cc~600ccの水を注ぎ、40~50分火にかけて、半量に煮つめます。火からおろしたら、茶こしやガーゼなどで、かすをこします。1日分を二、三回に分けて、温かくして服用します。
【簡単な自動煎じ器もあります】
漢方などをやかんなどで煎じるのは、吹きこぼれを心配しなければいけないなど、割と手間なものです。ウチダの自動煎じ器「煎治」は、吹きこぼれ軽減機能付きの茶こしや沸騰調節ツマミ付きで、簡単に煎じることができます。 もちろんタイマー付きですから、空焚きすることもありません。
服用法
1日分を2、3回に分けて、温かくして服用します。 ただし、嘔吐、喀血の時は冷たいものを少しずつ服用します。 子供に服用させる時の目安は、下記の通りです。では、成人の4分の1、6歳では、成人の3分の1、 10歳では、成人の2分の1
生薬保存法
「生薬の取り扱いで最も困ることは、貯蔵中に虫・カビ・鼠害を受けることと、腐敗変質して用を足さないことです。

貯蔵場所 直射日光の当たらない、風通しの良い乾燥した場所が理想的です。容器 紙袋・ガラス瓶・木箱を用います。虫の発生した時火熱を加えて良いものは、ほうろくの類で、直火であぶって殺します。卵も同時に死にます。

火熱できないものは、四塩化炭素を用いて殺します。

殺虫方法は、薬を大きい広口瓶に八分目くらい入れて、そのうえに皿を置き、更にそのうえにさかずきを載せ、さかずきに綿花を適当量入れ、その綿花に四塩化炭素を注ぎます。このようにしてふたをかぶせて密閉して一晩放置します。翌日薬を取り出して充分に風邪を通して乾燥します。これを、一週間後にもう一度行います。

理由は、卵は死にませんので、孵化したものを再度殺虫する必要があるからです。

四塩化炭素は、医薬用外劇物の扱いです。毒劇物を取り扱っている薬局へ行き、はんこを持参して購入ください。また、未成年者は購入できません。