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白虎加人参湯

白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)

白虎加人参湯「白虎加人参湯」は、漢方の古典といわれる中国の医書『傷寒論[ショウカンロン]』『金匱要略[キンキヨウリャク]』に収載されている薬方です。
のどの渇きとほてりのある方に効果があります。

製品名称 「クラシエ」漢方白虎加人参湯エキス顆粒
成分 成人1日の服用量3包(1包1.0g)中
白虎加人参湯エキス粉末M・・・1,300mg 〔チモ2.5g、セッコウ7.5g、カンゾウ1.0g、コウベイ4.0g、ニンジン0.75gより抽出。〕 添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖を含有する。
効能 のどの渇きとほてりのあるもの
用法用量 次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15才以上)・・・1回1包
15才未満7才以上・・・1回2/3包
7才未満4才以上・・・1回1/2包
4才未満2才以上・・・1回1/3包
2才未満・・・1回1/4包
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白虎加人参湯(煎じ薬)・ K165(薬局製剤)

白虎加人参湯は、「傷寒論」・「金匱要略」に収録されている、のどの渇きとほてりのあるものに用いられる漢方薬です。

製品名称 白虎加人参湯(煎じ薬)・ K165(薬局製剤)30日分
参考価格 ¥10600(税抜き)
成分 石膏15.0;粳米8.0;知母5.0;人参3.0;甘草2.0
効能 のどの渇きとほてりのあるもの
用法用量 水を500ccと薬1日分(1袋)をその中に入れます。 弱い火で水が約半分になるまで煮詰めます。薬を取り出し薬液を1日2回に分けて服用します。
大人は上記の通り
14才~7才 大人の2/3
6才~4才 大人の1/2
3才~2才 大人の1/3
2才未満 大人の1/4
を1回とし1日2回服用
3カ月未満 服用しないこと
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白虎加人参湯中医処方解説

気分熱盛(陽明病経証)で、息ぎれ・無力感・疲労感などの気虚の症候をともなうものに用います。舌質は紅で乾燥・舌苔は黄・脈は大で無力。日射病・熱射病などで熱感・口渇・多汗・息ぎれ・無力感を呈するものにも用います。

処方名 白虎加人参湯
効能 清熱瀉火・生津止渇・補
解説 体内の熱が強いため、血液および体表部に熱がこもり体液が不足してのどの乾き・ほてり・かゆみなどが起こります。
知母・石膏で体内の熱を冷ましてのどの乾きやほてりを鎮め、人参で血液の流れをよくし、血液および体表部の乾きをうるおすことによりかゆみなどの症状を緩和します。
治療の現場から 高熱がみられるときには、多量、頻回に服用させる必要があります。
使用目標 口渇 ほてり
臨床応用 日射病、脳炎、流感、肺炎・脳出血、糖尿病などで脱水や気虚を伴う時に使用