「桂枝加苓朮附湯」は、江戸時代の著名な医者・吉益東洞[ヨシマストウドウ]が著した医書『方機[ホウキ]』に収載されている薬方です。
関節痛、神経痛に効果があります。
製品名称 | 「クラシエ」漢方桂枝加苓朮附湯エキス顆粒 |
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参考価格 | |
成分 | 成人1日の服用量3包(1包1.2g)中 桂枝加苓朮附湯エキス粉末M・・・2,200mg 〔ケイヒ・シャクヤク・タイソウ・ビャクジュツ・ブクリョウ各2.0g、ショウキョウ0.5g、カンゾウ1.0g、ブシ末0.25gより抽出。〕 添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを含有する。 |
効能 | 関節痛、神経痛 |
用法用量 | 次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。 成人(15才以上)・・・1回1包 15才未満7才以上・・・1回2/3包 7才未満4才以上・・・1回1/2包 4才未満・・・服用しないこと |
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桂枝加苓朮附湯は、「本朝経験方」として用いられてきた、関節痛や神経痛に用いられる漢方薬です
製品名称 | 桂枝加苓朮附湯料(煎じ薬)・ K49(薬局製剤)30日分 |
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参考価格 | |
成分 | 桂枝・芍薬・大棗・生姜・朮・茯苓各4.0;甘草2.0;附子0.5 |
効能 |
関節痛、神経痛 |
用法用量 | 水を500ccと薬1日分(1袋)をその中に入れます。 弱い火で水が約半分になるまで煮詰めます。薬を取り出し薬液を1日2回に分けて服用します。 大人は上記の通り 14才~7才 大人の2/3 6才~4才 大人の1/2 3才~2才 大人の1/3 2才未満 大人の1/4 3カ月未満 服用しないこと を1回とし1日2回服用 |
販売サイト | 桂枝加苓朮附湯煎じ薬 30日分 の通信販売(通販)【ナガエ薬局】 |
桂枝加苓朮附湯は、桂枝湯の加方で主として寒湿痺に用いられます。四肢の疼痛・冷え・関節の拘縮・しびれ感などで、冷えると増悪し暖めると楽になり、軽度の浮腫をともなう人が多くいます。舌質は淡紅・舌苔は白滑・脈は沈遅。
処方名 | 桂枝加苓朮附湯 |
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効能 | 散寒去湿・止痙・解表 |
解説 | 桂枝・附子・生姜は、血管拡張により血行を促進し、体をあたため、鎮痛に働きます(散寒・止痛)。 附子は、全身の代謝を高め、強心に働きます。桂枝・生姜は、発熱状態で軽度の発汗・解熱作用をあらわします(解表)。 白朮・伏苓は、組織中や消化管内の水分を血中に吸収して利尿によって排除します(利水)。 附子・桂枝・生姜がこれを補助し、芍薬・甘草・大棗は、筋のけいれんを緩解し、こわばりを改善します(止痙)。 白朮・伏苓・甘草・大棗・桂枝・生姜は、消化吸収を促進します。附子、白朮は、関節リウマチなどのしびれ痛みを改善します(袪風湿)。 |
治療の現場から | みぞおち(心窩部)で大動脈の拍動を感じる(臍上悸) 腹部は軟弱ですが腹直筋の緊張があります。 ※この目標に必ずしもこだわる必要はありません。 |
臨床応用 | 慢性関節炎・腰痛症・頸肩腕症候群・坐骨神経痛・肩関節周囲炎・変形性関節症・慢性関節リウマチなどで、寒湿痺を呈するもの。これに準じ、感冒・インフルエンザにも用います。 |