「芍薬甘草湯」は、漢方の古典といわれる中国の医書『傷寒論[ショウカンロン]』に収載され、別名「去杖湯[キョジョウトウ]」ともいわれています。
急激におこる筋肉のけいれんを伴う痛み、こむらがえりなどに効果があります。
製品名称 | 「クラシエ」漢方芍薬甘草湯エキス顆粒 |
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参考価格 | |
成分 | 成人1日の服用量3包(1包1.5g)中 芍薬甘草湯エキス粉末・・・1,450mg 〔シャクヤク・カンゾウ各3.0gより抽出。〕 添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖を含有する。 |
効能 | 体力に関わらず使用でき、筋肉の急激なけいれんを伴う痛みのあるものの次の諸症:こむらがえり、筋肉のけいれん、腹痛、腰痛 |
用法用量 | 次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。 成人(15才以上)・・・1回1包 15才未満7才以上・・・1回2/3包 7才未満4才以上・・・1回1/2包 4才未満2才以上・・・1回1/3包 2才未満・・・1回1/4包 |
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芍薬甘草湯は、「傷寒論」に収録されている、筋肉の痙攣と痛みに用いられる漢方薬です
急激におこる筋肉のけいれんを伴う疼痛に使用します。また鎮静作用もある。このはか栄養、滋潤作用をもっています。
処方名 | 芍薬甘草湯 |
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効能 | 平肝・解痙止痛 |
解説 | 芍薬は、中枢性の鎮静作用がある。芍薬・甘草は、鎮痙、鎮痛作用があり、両者を配合すると作用が強まります |
治療の現場から | 慢性の筋肉痛や夜間に足がつる場合には、四物湯を合方します。 運動をしたときや日中に足がつるときは、逍遥散を合方します 。 痙攣性の痛み、急におきることが多い ※この目標に必ずしもこだわる必要はありません。 |
臨床応用 | 消化管のけいれん性疼痛・胆石症の疼痛発作・尿路結石の疼痛発作・筋膜性腰痛・腓腹筋けいれん・坐骨神経痛・肩こり症・ねちがいなどに、頓服として用います。 |