「ベルクリーン錠」は、漢方の古典といわれる中国の医書「傷寒論(ショウカンロン)」に収載されている「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)」という薬方です。
● 冷えからくる頭痛、腰痛、下腹部痛などの痛みを緩和します
● 寒冷刺激が引き金で発生するしもやけを、手足の抹消の血流を促進して改善します
● お腹や手足が冷えて生じる諸症状に効果があります
製品名称 | ベルクリーン錠72錠 |
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参考価格 | |
成分 | 成人1日の服用量12錠(1錠400mg)中 当帰四逆加呉茱萸生姜湯エキス粉末・・・2,500mg (トウキ・ケイヒ・シャクヤク・モクツウ各1.5g、サイシン・カンゾウ・ゴシュユ各1.0g、タイソウ2.5g、ショウキョウ0.5gより抽出。) 添加物として、ケイ酸Al、セルロース、ステアリン酸Mg、CMC-Caを含有する。 |
効能 | 体力中等度以下で、手足の冷えを感じ、下肢の冷えが強く、下肢又は下腹部が痛くなりやすいものの次の諸症:冷え症、しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛、下痢、月経痛 |
用法用量 | 1日3回食前または食間に水または白湯にて服用。 成人(15才以上)・・・1回4錠 15才未満7才以上・・・1回3錠 7才未満5才以上・・・1回2錠 5才未満・・・服用しないこと |
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当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、「傷寒論」に収録されている、しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛に用いられる漢方薬です 。
血虚受寒にもちいます。寒冷によって生じます。四肢や下腹部の冷えと痛み・しびれあるいはしもやけなどで、舌質は淡白・舌苔は白で普段から栄養状態が悪くしびれなどを伴うものに多い。月経通・腹痛・嘔吐などをともなうものや冷えの強いものにもちいます。
処方名 | 当帰四逆加呉茱萸生姜湯 |
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効能 | 温経散寒・養血通脈 |
解説 | 当帰四逆湯に暖肝止痛の呉茱萸と脾胃を振奮させる生姜を加え、散寒を強めています。 血虚寒凝に対しては、耗血の恐れのある乾姜・附子などを用いたくないので、このような配合になっています。 補血の当帰・芍薬で血脈を充養し、散寒通経の桂枝・細辛・当帰と通経脈の通草で寒凝を除き血脈を通じさせます。甘草・大棗は健脾を通じて他薬を補佐しています。 呉茱萸・生姜は胃寒の嘔吐にも有効ですから、血虚寒凝で嘔吐・頭痛などを呈する場合にも使用できます。 |
治療の現場から | 胃腸の調子が悪ければ、人参湯を合方します。 のぼせのある人には使用しません。 |
臨床応用 | レイノ-氏病・血栓性静脈炎・しもやけ・慢性関節リウマチ・慢性関節炎・月経困難症・神経痛・腰痛症・胃十二指腸潰瘍などで、血虚と冷え・痛みのみられるものに使用します |