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調胃承気湯

調胃承気湯(ちょういじょうきとう)

調胃承気湯「調胃承気湯」は、漢方の古典といわれる中国の医書『傷寒論[ショウカンロン]』に収載されている薬方で、便秘に用いられています。
「調胃承気湯」とは胃腸を整え、胃腸の働きを良くするという意味で、食欲があるのに大便がすっきりと出ないという便秘のタイプによく用いられています。
慢性および急性の便秘に対して、おだやかに、すぐれた排便効果を発揮いたします。

製品名称 「クラシエ」調胃承気湯エキス顆粒
参考価格
成分 成人1日の服用量2包(1包1.5g)中 調胃承気湯エキス粉末・・・1,100mg 〔ダイオウ2.5g、カンゾウ1.0g、乾燥硫酸ナトリウム0.5gより抽出。〕 添加物として、トウモロコシデンプン、乳糖、ステアリン酸Mg、酸化ケイ素を含有する。
効能 便秘
用法用量 次の量を1日2回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15才以上)・・・1回1包
15才未満7才以上・・・1回2/3包
7才未満4才以上・・・1回1/2包
4才未満2才以上・・・1回1/3包
2才未満・・・1回1/4包
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調胃承気湯料(煎じ薬)・ K136(薬局製剤)

調胃承気湯は、「傷寒論」に収録されている、便秘に用いられる漢方薬です。

製品名称 調胃承気湯(煎じ薬)・ K136(薬局製剤)30日分
参考価格 ¥6800(税抜き)
成分 大黄2.0(適量);甘草・芒硝各1.0
効能 便秘
用法用量 水を500ccと薬1日分(1袋)をその中に入れます。 弱い火で水が約半分になるまで煮詰めます。薬を取り出し薬液を1日2回に分けて服用します。
大人は上記の通り
14才~7才 大人の2/3
6才~4才 大人の1/2
3才~2才 大人の1/3
2才未満 大人の1/4
を1回とし1日2回服用
3カ月未満 服用しないこと
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調胃承気湯中医処方解説

大黄甘草湯に芒硝を加味したもので、腹部膨満感やつかえがない人の便秘に用います。

処方名 調胃承気湯
効能 通便軟堅、和胃瀉熱
解説 大黄は、瀉下作用によって腸内の糞便を排除します。芒硝は、腸管内に多量の水分を保ち糞便を軟化して排泄しやすくします。大黄・芒硝は、消炎作用があり、甘草は、鎮痩作用をもち、大黄によるけいれん性腹痛を緩解します。
治療の現場から 疲れやすい、食欲不振の便秘には、補中益気湯を合方します 老人、栄養不良の便秘には、四物湯を合方します。
臨床応用 老人の便秘、小児の食傷、歯の疼痛、病後の便秘。