アケビ科 Lardiza balaceae あけび Akebia quinata ( Thunb. ) Decne. (アケビ)、ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae あけび Aristolochia manshuriensis Kom. などの木質茎を乾燥したもの。
【出典】 | 神農本草経 中品 |
---|---|
【別名】 | 木通(モクツウ)通草(つうそう)土通草(どつうそう) |
【成分】 | サポニンのakebiosideやhederagenin、oleanolic acidの配糖体その他を含む |
【効能】 | 消炎性利尿、鎮痛、排膿、通経 |
【薬理作用】 | 降下利水・通乳 利尿作用(淡竹葉よりも強く、猪苓よりも弱い。) 抗炎症作用 抗消化性潰瘍作用 抗コレステロール血症作用 |
【臨床応用】 | 消炎性利尿・鎮痛薬として、湿熱を除き、小便を通じ、関節を潤す効がある。小便不利 ・関節リウマチ・神経痛・月経不通などの症状に応用する |
【性味】 | 味は苦、性は寒 |
【帰経】 | 心・肺・小腸・膀胱経 |
【処方】 | 竜胆瀉肝湯、消風散、当帰四逆加呉茱萸生姜湯など |
【用量】 | 常用量は2.5~9g |
【使用上の注意】 | |
【産地】 | 中国、日本 |
販売サイト |