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郁李仁

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郁李仁(いくりにん)

バラ科RosaceaeのニワウメPrunus japonica Thunb.、コニワザクロPrunus humilis Bunge、チョウセンニワウメP. japonica Thunb. var. nakaii(Levl.)Rehd.(以上小李仁)やユスラウメP. tomentosa Wall.、P. triloba Lindle. var. truncata Komar.(以上大仁李)の種子。

【出典】 神農本草経 下品
【別名】
【成分】 強心配糖体のchamygdalin、脂肪油、フラボノイドなど
【効能】 緩下、利尿
【薬理作用】 潤腸通便、利尿消腫
潤滑性の瀉下薬で、瀉下作用は麻子仁丸よりやや強い
利尿
【臨床応用】 習慣性便秘には、麻子仁、杏仁、柏子仁などの潤腸薬配合して使用する。五仁湯など。 脚気の水腫で大小便の排出が十分でないときに、薏苡仁、茯苓、滑石などを配合して用いる
【性味】 味は辛・苦・甘、性は平
【帰経】 大腸・小腸・脾
【処方】
【用量】 常用量は3~12g。
【使用上の注意】 陰虚・妊婦には使用しない
【産地】 中国、日本
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