メハジキLeonurus sibiricus L.(シソ科Labiatae)または同属植物の種子を乾燥したもの。全草を益母草と称し薬用とする
【出典】 | 神農本草経 上品 |
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【別名】 | 益母、益明(ヤクメイ)、真蔚 |
【成分】 | アルカロイドのleonurinine、脂肪など |
【効能】 | 活血、祛瘀、調経 |
【薬理作用】 | 活血調経・行血去瘀・去風熱・明目 |
【臨床応用】 | 去瘀するとともに収斂し・行血とともに補益するので、月経過多・持続性の不正性器出血などに適する。 |
【性味】 | 味は甘、性は微寒 |
【帰経】 | 心包・肝経 |
【処方】 | |
【用量】 | 常用量は9~15g |
【使用上の注意】 | 過量に服用すると中毒をおこしやすい。報告によると、粉末約30gの服用により、全身無力・だるくしびれる・疼痛・ひどいときには汗が出て虚脱するなどの中毒症状が起こるという。この場合、赤小豆・緑豆・甘草の煎湯を服用して解毒する必要がある。 |
【産地】 | 中国、韓国、日本 |
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