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夏枯草

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夏枯草(かごそう)

ウツボグサPrunella vulgaris L.、subsp.asiatica Hara(シソ科Labiatae)の花穂もしくは花期の地上部全草を乾燥したもの。

【出典】 神農本草経 下品
【別名】 夕句(セキク)、燕面(エンメン)、乃東(ナイトウ)
【成分】 ウルソール酸(ursolic acid)の配糖体、無機成分としてカリウム塩を豊富に含む
【効能】 消炎、清肝、散結、降圧利尿
【薬理作用】 清肝熱・散結
あきらかな利尿作用がある。
【臨床応用】 湿熱による黄疸(急性伝染性肝炎・血清肝炎など)に用いる。
肝火の目の充血・頭痛イライラなどにもちいる。しこり、リンパ節腫・甲状腺腫などに使用する。
【性味】 味は苦・辛、性は寒
【帰経】 肝・胆経
【処方】
【用量】 9~15g
【使用上の注意】 夏枯草の性質は滑であるために、遺精・脾虚による泥状便・不正性器出血・妊婦には使用しない。
【産地】 日本、韓国、中国
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