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骨砕補

生薬情報目次

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骨砕補(こつさいほ)

ウラボシ科PolypodiaceaeのハカマウラボシDrynaria fortunelなどの根茎を乾燥したもの 。

【出典】 開宝本草
【別名】 巴岩姜(ハガンキョウ)、吊蘭(チョウラン)、巴毛風(ハモウフウ)、石鶏兒(セキケイジ)、馬騮姜(バリュウキョウ)
【成分】
【効能】 活血、鎮痛、補腎
【薬理作用】 補腎・鎮痛・活血・壮筋
【臨床応用】 腎虚による歯痛・歯齦出血(歯周炎など)に使用する。
打撲・捻挫に使用する。活血・鎮痛作用があるので、とくに筋肉・靱帯の損傷や非開放性骨折に用いる。
このほか、腎陽虚による習慣性下痢・耳鳴り・下肢無力にも使用する。
【性味】 味は苦、性は温
【帰経】 腎・心経
【処方】
【用量】 3~9g。補腎には大量で30gまで用いてよい。
【使用上の注意】 実火(急性炎症)・血虚などによって生じた歯痛には使用してはならない。
【産地】 中国
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