ハマゴウVitex rotundifolia L.およびミツバハマゴウV.trifolia L.(クマツヅラ科Verbenaceae)の成熟果実を乾燥したもの
【出典】 | 神農本草経 上品 |
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【別名】 | 蔓荊実(マンケイジツ)、荊子(ケイシ)、万荊子(マンケイシ)、蔓青子(マンセイシ) |
【成分】 | フラボノイド:Casticin (Vitexicarpin), Artemetin, Luteolin, Taxifolinなど、イリドイド:Agnoside (Agnuside), 10-O-Vaniloyl aucubin, Iridolactone, Viteoid IIなど、セコイリドイド:Viteoid I, Pedicularislactone, Eucommiolなど、ラブダン系ジテルペン:Rotundifuran, Clerodane, Vitexilactone, Viteosin A, Viteoside A, Vitexifolin A, B, Vitetrifolin Dなど、アビエタン系ジテルペン:Vitexifolin C、その他:ネオリグナン、脂肪油、ビタミンA様物質など(以上V. rotundifolia)、フラボノイド:Casticin (Vitexicarpin), Artemetin, Luteolin, Vitexinなど、ラブダン系ジテルペン:Rotundifuran, Vitexilactone, Vitetrifolin A~G, Vitexifolin Eなど(以上V. trifolia) |
【効能】 | 消痰、鎮静、鎮痛、消炎 |
【薬理作用】 | 疏散風熱・清頭目 鎮静・鎮痛作用がある。 |
【臨床応用】 | 主として頭痛に用いる。とくに風熱の感冒による頭痛・眼痛に適している。高血圧症の頭痛にも有効である。 風湿による肢体のしびれ・だるさ・運動障害に用いる。とくに虚弱な老人の四肢の痙攣に適用する。。 |
【性味】 | 味は苦・辛、性は微寒 |
【帰経】 | 肝・膀胱・肺経 |
【処方】 | |
【用量】 | 3~9g |
【使用上の注意】 | 中国、韓国、日本 |
【産地】 | インド、メキシコその他 |
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