ラン科(Orchidaceae) Pleione sp.の仮鱗茎を乾燥したもの。これに対してサイハイランCremastra appendiculata Makinoの球茎を乾燥したものを充てる説もある。ユリ科(Liliaceae) カタクリErythronium japonicum Decne.を基原とするものなど、その他多し。
【出典】 | 嘉祐本草 |
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【別名】 | 山慈姑(サンジコ)、光慈姑(コウジコ)、山茨姑(サンジコ) |
【成分】 | tulipine ・ colchicine など多種の alkaloid |
【効能】 | 消炎、排膿、解毒 |
【薬理作用】 | 清熱解毒散結 強心作用・抗ガン作用・抗インフルエンザ作用 |
【臨床応用】 | 癰・疔・セツなどに、麝香・五倍子などを配合して、たとえば紫金錠(玉枢丹)を局所に塗布する。耳下腺炎にも効果がある。 乳ガンによく用い、紫金錠に王不留行・金銀花・竜脳を配合し、たとえば乳癌方を使用する。 |
【性味】 | 味は甘・微辛、性は寒。小毒 |
【帰経】 | |
【処方】 | |
【用量】 | 6内服には9~15g、外用には適量 |
【使用上の注意】 | 呑酸・吐酸など胃酸過多の症状があるときには用いない方がよい。胃潰瘍にも用いない方がよい。 |
【産地】 | 中国 |
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